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脱巨乳路線を背景に“美尻”をウリにするアイドルがヒット中？
グラビア界で久々のヒットワードが登場した。「お尻」である。 現在のアイドル写真界は、無断で写真を掲載するネットの影響や似たような中身、アイドルばかりで飽きられて低迷中で、「1万部売れれば大ヒット」という。 そんな状況下、タレント本人の知名度や書店への配本が少ない中堅出版社発行の割に1万部を超え、話題を集める写真集がある。昨年11月に発売された秋山莉奈の『楽園』（英知出版）だ。Ranking
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彼女は『仮面ライダーアギト』にヒロインとして出演し、美形な容姿や演技力で特撮ファンに知られた存在だったが、グラビアではほぼ無名。なのに売れたのは、美尻を前面に押し出した写真集だったからだ。発売直後に重版、新宿の写真集専門店・ブックスローランでも3ヶ月連続でベスト10入りするなど、売れ筋の移り変わりが激しい写真集において、ロングセラーとなっている。
あるグラビア誌の編集者は、「この作品と前後して、他のアイドルでもお尻を強調するグラビアが増えてきているようだ」と語る。
例えば小倉優子の妹分として売り出し中の浜田翔子。彼女も美尻アイドルとして人気で、
雑誌『ヤングマガジン』では昨年に続いて今年2月にも「シリ表紙＆巻頭グラビア・シリプリ （お尻プリンセス）の時代がやってきた」と題して、お尻を向けた写真を表紙に掲載。また、シリドルをキャッチフレーズにした新人アイドル・佐藤舞砂もデビューした。雑誌『フラッシュ』
が2月21日号で若槻千夏の美尻グラビアを特集するなど、アイドルのお尻への注目度が上昇している。
背後にはグラビア界の脱巨乳路線がある。「ルックスがそれなりでも巨乳なら売れる」という時代は終わり、ここ数年でブレイクしたグラビアアイドルは、小倉や若槻、安田美沙子、小野真弓などバスト85センチ以下が目立つ。 そんな中で、差別化のひとつとして「お尻」を武器にしたアイドルが登場しているわけだ。
今後も「お尻美人」には注目だ。（引用元：日経エンタテインメント！）
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