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カーリング娘 『チーム青森』、来季以降の活動未定
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2日の記者会見。「カーリングの魅力が日本中に伝わって満足している。感謝している」。スキップ(主将)の小野寺歩(青森市文化スポーツ振興公社)は、時折、笑みを浮かべながらそう語った。
しかし、一転、厳しい表情で「4勝5敗、7位の結果には悔しさもある。満足していない。私のミスで負けた試合がある。私がミスをしなければ、メダルに届いた」とも。大会序盤の不調が心に残ったのも確かだった。
帰国後、熱烈な祝福と歓迎で迎えられた5人。メダルを取れなかった悔しさの一方で、世界と互角に戦えるという自信を手にしての凱旋(がいせん)だった。
それだけに、2010年のバンクーバー冬季五輪へ向け、関係者は世界ナンバーワンの結束力を誇るチーム青森の活躍を期待する。日系カナダ人のフジ・ロイ・ミキコーチや斎藤寛之・日本カーリング協会副会長も「選手としてのピークはこれから。チーム青森は存続してほしい」と熱望する。
しかし、五輪に出る難しさとプレッシャーを身に染みて感じている小野寺は「この4年間、トリノのために全エネルギーを費やしてきた。すべてを出し切った。これから五輪のためにやれるかどうか。じっくり考えたい」。中学校から小野寺とともにカーラー人生を歩んでいる林弓枝も「8日から始まる日本選手権の結果などから判断して、現役を続けるか、指導者になるのか、決めたい」と、現役続行に言葉を濁した。
トリノ前は「終われば引退」の気持ちに傾いていた2人。しかし、反響の大きさや、トリノでの悔しさ、手応えなどから、その気持ちが揺らいでいる。
本橋麻里(明の星短大)、目黒萌絵(弘前大)、寺田桜子(青森公立大)の3人は、次のバンクーバー五輪に意欲を燃やしている。ただ、これまでチームを引っ張ってきた小野寺、林が仮にチームを去るとすると、新たなメンバーが必要になる。
チーム青森の佐藤健一代表(青森市助役)は「彼女たちは五輪が終わったばかりで、来季以降のことはまだ考えていない。個人的には、小野寺、林の両選手には青森に残ってもらい、カーリングの街づくりに貢献してもらいたい。ただ、彼女たちも27歳。今後、結婚し、子供をもうけるとするなら、家庭と競技との両立は難しくなる」と語り、「いずれにしても、チーム青森は残したい」と話した。
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